結核ってこんな病気

日々の生活の中で

入院中の注意点

結核は他人にうつる恐れのある病気なので、入院中は一切面会できないと思われがちですが、予防のためのマスクを着用し、注意点を守れば面会することが可能です。感染性の結核にかかっている患者さんは、咳やくしゃみをするときだけでなく、話をしている時でも結核菌を排出している恐れがあります。

そのため、面会をする人は菌を吸い込まないようにN95マスクなどの専用マスクをする必要があります。また、面会は戸外や、窓の開いた換気のよい場所で行うことが勧められています。これは結核菌が滞留しないようにするためです。

そして、小さなお子さんは免疫力が弱いので連れていかないほうがいいでしょう。菌を排出している時に外出はできませんが、咳がおさまり、症状が安定してきたら多少の外出は認められるようになります。他の病棟への移動を禁止している場合があるので移動の際は自分で判断せず医師の指示を待つようにしましょう。

患者さんにとって結核を発病したことは大きなストレスです。長期間に及ぶ入院生活は学校や会社を長期間休むということですので、社会生活から阻害され、それが大きな不安となります。退院後に復帰できるのか、自分の居場所があるのかなど悩みを抱える人は少なくありません。もちろん病気に対する不安も相当なものでしょう。

もとの健康な体になるのか、将来に不安は残らないかなど悩みはつきません。このような状況を乗り切るためには家族や友人の力が必要です。自分を心配してくれている人がいることは、患者さんにとって何よりも大きな支えとなります。このことからこまめにお見舞いに行くのはとても大切なことなのです。