結核ってこんな病気

日々の生活の中で

家族が発病したら

家族の誰かが結核を発病した場合は、生活をともにしていた家族や同居人も感染している可能性があります。症状の有無にかかわらず、必ず検査を受けて感染していないか調べることが大切です。

感染症法では、発病した人が確認されたらすぐに調査を行い、感染の拡大を防ぐ対策をとることになっています。まずは家族をはじめ、接触があった友人や同僚、発病のリスクの高い人を検査し、その結果に応じて健診対象の枠を拡大していきます。このような方針や検査の内容は保健所が決めます。

結核は咳やくしゃみなどのしぶきに含まれる結核菌が空気中を漂い、それを吸い込むことによって感染します。家庭内に発病した人がいる場合、家族は高い確率で結核菌を吸い込んでいると考えられます。

結核であることがわかったら、診察をした医師が保健所に報告します。その後は、保健所からの訪問を受け、家族の状況や今後の治療方針の説明を受けます。医師や保健所の指示に従うことになりますがことさらに不安に思う必要はありません。できるだけ早く家族全員が検査を受けるようにします。

検査の内容は保健所が全て指示を出します。問診から始まり、ツベルクリン、QFT検査、X線検査等を保健所または、指定された医療機関で行い、受診料金は全て公費負担で無料となります。乳幼児はその親が塗沫検査等で陽性の場合は、当人の検査結果を待たず、予防的に治療を開始します。現在の結核における「家族」の定義は同居しているかどうかです。かつては祖父母や孫など、同じ場所に住んでいないが互いに行き来している場合も家族としていました。