結核ってこんな病気

感染と発病

免疫力

結核菌に感染していることが確認された人は、発病させないための治療が必要です。感染から1~2年以内がもっとも発病しやすい時期であるため、この期間には十分な予防対策をとります。まず、化学予防によって抗結核薬を服用し、結核菌の増殖を防ぎます。そのうえで普段の生活のなかで免疫力を高める工夫をしましょう。

栄養バランスのとれた食事をし、睡眠不足にならないようにします。じっと安静にしておく必要はありませんが、極度の過労もよくありません。規則正しい生活が免疫力のアップにつながるのです。

免疫力のアップにつながる生活習慣を細かく見ていきましょう。まずは外出先から戻ってきた時の手洗いとうがいは、こまめにやりましょう。インフルエンザや風邪などの感染症にかかると免疫力が低下するのでとても大切なことです。飲酒については、飲み過ぎは避けるようにと医師から指示が出ます。適度な飲酒なら大丈夫という気持ちが油断を生むことはよくあります。飲み過ぎは免疫力を下げることになりますので注意が必要です。

タバコの喫煙については、禁煙を勧められます。喫煙は確実に免疫力を弱めますのでタバコは吸わないようにしましょう。軽めの運動は血行を促進し、ストレスの解消につながるなど免疫力のアップに効果的です。ただし極度の疲労が残るような運動は避けたほうがよいでしょう。入浴についてはぬるめのお湯にゆっくりつかるとリラックスでき疲労回復にもつながります。最後に睡眠不足や夜更かし、徹夜などの昼夜逆転の生活は免疫力を低下させ、発病の引き金にもなりえます。睡眠中に分泌されるホルモンによって免疫力は高まっていくので、睡眠時間は十分に確保しましょう。

結核に感染しても発病するかどうかは、その人の持つ免疫力の強さにかかっています。その免疫力の強さを保つために規則正しい生活がとても大切になるのです。