結核ってこんな病気

感染と発病

喫煙と飲酒

結核のほとんどは肺結核なので、喫煙によって肺を傷つけるのは避けるべきです。また喫煙習慣の長い人は普段から咳や痰が多く、結核の発病に気づかないことがあります。健康保険によって禁煙治療が受けられる場合があるので、医師に相談して禁煙に取り組んでください。

原因は定かではありませんが、タバコが結核の発病を招くことが証明されています。発病させないためにはタバコをやめる必要がありますが、喫煙生活が長いとタバコをやめることはとてもつらいものです。いまでは、禁煙によるニコチンの禁断症状を緩和するためさまざまな商品が市販されています。

ニコチンガムやニコチンパッチがその中でも代表例といえます。ニコチンガムはタバコが吸いたくなった時にかみます。タバコが吸いたくなるのはニコチンの禁断症状が主なものですからニコチンガムをかむことで、ニコチンを摂取します。ニコチンパッチも同様で、体にパッチを貼り代替的にニコチンを体内に取り込みます。もう一つは、経口禁煙補助薬のバレニクリンです。これは禁煙症状を起こりにくくする作用があります。服用するには医師の処方箋が必要です。

禁煙と同様に大切なことが飲酒の問題です。飲酒は、結核の治療中はほどほどにするべきです。予防のために服用する抗結核薬は、肝機能に影響を与えます。飲み過ぎによって肝機能が低下すると、思わぬ副作用が出る場合があるのです。肝臓にはアルコールを分解し、服用した薬を代謝する働きがあります。

抗結核薬は肝臓に負担をかけやすい性質があるため、飲み過ぎによってさらに負担をかけると、副作用などにより肝機能障害を引き起こしかねません。これを防ぐ意味で、抗結核薬を服用しているときは定期的に肝機能低下を起こしていないかの検査をしています。 以上のように、禁煙、適量飲酒を守り、発病のリスクを遠ざけることが大切です。