結核ってこんな病気

感染と発病

感染の有無と対策

結核は過去の病気ではありません。今でも多くの人が感染し発病していますから誰でも感染する可能性があるのです。次の7項目のチェックで感染のリスクを確認してみましょう。1番目は「身近な人が結核にかかったどうか」です。

結核は飛沫感染なので、家庭内や会社内で頻繁に接触する人が発病し、配菌していると非常に感染のリスクが上がります。2番目は「最近会った人の周囲で集団感染が起きていた」です。結核菌は、咳やくしゃみをしたときのしぶきに混じって空気中に飛び散ります。

そのため多くの人に菌がばらまかれる可能性があるのです。3番目は「友人、同僚がずっと咳き込んでいた」です。結核の症状は風邪によく似ていて、咳や痰が出たり、発熱したりします。これらの症状が2週間以上も長引いているときは、結核を疑わなくてはいけません。

4番目は「以前に肺結核の治療を受けたことがある」です。以前に結核の治療を受けた際に菌が全て排除されていないと、残った菌が再び暴れ出す可能性があります。5番目は「健診で肺に結核の治った痕がある」です。以前に感染を受け、知らないうちに発病し自然治癒した状態ですと、X線撮影で痕が見つかります。そのときの菌が生き残っている可能性があるのです。

6番目は「生活が不規則だ」です。持病がある人や高齢者に限らず、若い人や壮年期の人も、不摂生な生活や過労で免疫力が低下していると感染しやすくなります。7番目は「長いこと健康診断を受けていない」」です。結核患者の20%は企業や自治体が行う健康診断の胸部X線撮影によって発見されています。定期的な健診は結核発見に大変有効です。