結核ってこんな病気

結核の治療

医療機関

専門医のもとで適切な治療を受けることは、自分のためでもあり、感染を拡大させないための第一歩です。早期発見・早期治療のために、風邪が長引いているようなときは放置せず、早めに医療機関で受診することが大切です。

結核には特有の症状がありません。感染してから発病するまでの期間は、その人の免疫力の状態により個人差があります。特に大人の場合は感染してすぐに発病し、重症化することはまれです。発病してもほとんどの人は気づかず、無自覚のまま普通の生活を営みます。最近でも20代の男性が感染に気づかず、治療が遅れたために死亡したケースがありました。

風邪が長引いたら、早めに医療機関で受診することが大切です。しかし、結核は疑いを持ちさえすれば発見しやすい病気ですが、医師でも時として結核の存在を忘れていて見落としてしまうことがあるのです。それほど、結核に対する人々の認識や危機感は薄れています。

では、どうすればよいのでしょうか。ポイントは風邪のような症状が2週間以上続いて、よくなったり、悪くなったりを繰り返すときに「結核かも?」という疑いを持つことです。体から発せられた信号を見落とすことなくかかりつけの病院で受診してください。 結核の疑いのあるときは、かかりつけの病院から専門の医療機関を紹介してもらい、そこで適切な検査を受けることになります。

専門医による問診内容は、2週間以上の咳が続くか、BCGを接種したことがあるか、過去のツベルクリンの結果、最近呼吸器に異常はないか、関連疾患の有無、周りに結核を発病した人はいないか、過去に結核に感染、または発病したことはあるか、などです。また、同時に咳や痰などの諸症状は、肺炎や肺ガンなどといったほかの呼吸器の病気と似ているので喀痰検査や胸部X線検査、CT検査を同時に行います。